和光につどう教師たちのプロフィール

ホーム > 経済経営学部 経営学科 所属教員一覧 > 教員プロフィール

教員プロフィール


経済経営学部 経営学科/教授

丸山 一彦 マルヤマ カズヒコ

研究分野…マーケティング論,特に新商品開発マネジメント,市場戦略,創造アーキテクト
最終学歴…成城大学大学院経済学研究科経営学専攻博士課程単位取得退学
学位…博士(経済学)(成城大学,2007年2月)

和光大学リポジトリ
和光3分大学

(最終更新日:2019-04-22)

【教育活動】
・2009年4月,富山短期大学 経営情報学科教授に昇格
・2010年4月,和光大学 経済経営学部 経営メディア学科准教授として着任
・2015年4月,和光大学 経済経営学部 経営学科教授に昇格
・2017年4月,和光大学大学院 社会文化総合研究科 現代経済・ビジネスコース教授を兼務,現在に至る

経営情報学科・経営メディア学科において,主としてマーケティング論の講義を担当してきた。マーケティングマネジメントという視点から,顧客との関係構築を目指す価値創造型マーケティングを講義し,また企業事例等も用いて実践的な指導をしている。ゼミナールのテーマは,工場や研究所では生み出すことのできない商品価値を,チーム(組織)でどのように創造するかという新商品開発マネジメントである。このようなテーマに関連して,現代流通論,マーケティングリサーチ,経営外国語講読,ビジネスデータ分析等も講義してきた。卒業論文の指導においては,企業・団体との共同研究にゼミ生達を参画させ,実際のビジネス現場での課題をテーマにし,新商品企画に関する方法論,プロセス,人材育成,組織化について卒業論文の指導を行っている。

なお,2007年度には,新潟大学大学院自然科学研究科において,数理科学特別講義の非常勤講師を兼任した。2008年度から現在まで,明治大学理工学部において,マーケティング論の非常勤講師を兼任した。


【研究活動】
プロダクト・マーケティングの研究者として追求しているテーマは,大きく3つに分けることができる。

第一に,顧客満足である。生み出した商品を誰からも長く愛される商品へ育成していくという課題は,どの企業にも共通し,さらに古くて新しい課題でもある。この顧客満足研究はサービス産業に多く,ロングセラー商品に育成していくのに有効な既存顧客維持戦略に,多くの課題を抱える製造業に対する適切な研究が殆ど無い。そこで製造業に焦点を当て,既存顧客を維持させるための商品開発に有効な方法論と仕組み作りについて,理論と実証の両面から考究した。このテーマについては,2008年4月に『戦略的顧客満足活動と商品開発の論理』を刊行した。第二に,成功する新商品開発プロセスの体系化である。旧来のモノづくりの方法論では成功がおぼつかなくなり,革新的な新商品を開発するための方法論の構築が求められ,さらに企業は永続的な発展のため,革新的な新商品を開発し続けなければならない。その意味でも成功する新商品開発プロセスの体系化が必要となっている。そこで実際の商品化を行った商品企画の成功・失敗事例から,有効な方法論を企業と共同研究している。特に偶然や運任せに頼るのではなく,データサイエンスを中心とした科学的にヒット商品を組織的に創造する方法論,プロセス,ビジネスモデル等を実証研究してきた。このテーマについては,2009年11月に『新版品質保証ガイドブック』を刊行した。第三に,新しい価値創造の概念化である。今後企業において革新的な商品を継続して開発するために,考慮すべき最も重要なものは,顧客の価値観を適切に捉えることである。しかしこの価値観は時代によって変化する。今後競争優位を得る新しい価値の創造は企業にとって重要な戦略課題である。そこでエンタテイメント産業が提供する価値に注目し,技術+技術以外の要素が戦略的な物語で融合されることで生まれる価値,又は本質的価値を情緒的価値で物語として魅力的に融合する価値の概念化を行い,エンタテイメント価値が今後競争優位を得る新しい価値になることを研究している。このテーマについては,下記の論文リストに掲げたように継続的に発表している。


【学外活動】
日本商業学会正会員,日本マーケティング学会正会員,日本品質管理学会正会員(代議員),日本消費者行動研究学会正会員,日本マーケティングサイエンス学会正会員,日本マネジメント学会正会員2005年9月,日本感性工学会全国大会において研究発表した(「定性調査における定量調査の効果的活用方法について」)。2005年11月,日本品質管理学会全国大会において研究発表した(「美容家電商品の市場性に関する研究」)。2006年5月,日本品質管理学会全国大会において研究発表した(「顧客セグメントを主軸とした商品企画七つ道具の新たな試み」)。2007年8月,日本感性工学会全国大会において研究発表した(「ジャニーズタレントが生み出す感性価値」)。2007年10月,日本品質管理学会全国大会において研究発表した(「商品企画におけるサービス価値とものづくりの融合」)。2007年10月,日本品質管理学会全国大会において研究発表した(「ライブ・エンタテインメント商品における商品企画七つ道具の活用」)。2008年5月,日本品質管理学会全国大会において研究発表した(「サービス産業における顧客価値創造研究会中間報告(1)」)。2008年5月,日本品質管理学会全国大会において研究発表した(「サービス産業における顧客価値創造研究会中間報告(2)」)。2009年10月,日本品質管理学会全国大会において研究発表した(「ブレインライティング発想法とその題材に関する教育的作用」)。


【著作・論文(及び作品)】
著作…
『戦略的顧客満足活動と商品開発の論理』2008年4月刊,ふくろう出版(日経品質管理文献賞ノミネート)
『新版品質保証ガイドブック』2009年11月刊,日科技連出版社(日経品質管理文献賞受賞)
『創造顧客價値』2010年5月刊,中衛發展中心
『地球環境時代の経済と経営』2011年3月刊,白桃書房
『17歳からはじめる経済・経営学のススメ』2016年1月刊,日本評論社
『エンタテイメント企業に学ぶ競争優位の戦略』2017年5月刊,創成社
『開発者のための市場分析技術』2018年12月刊,日科技連出版社


論文…
「高等教育機関におけるマネジメント教育の価値と必要性に関する研究」2006年3月,『紀要』第41巻,富山短期大学
「商品企画におけるマーケティングリサーチの問題点に関する」2006年3月,『経済研究』第172号,成城大学経済学会
「戦略的顧客満足活動と商品開発の論理に関する研究」2007年2月,成城大学大学院博士学位申請論文
「顧客満足活動の課題に関する一考察」2007年3月,『紀要』第42巻,富山短期大学
「顧客価値視点による企業の発展・永続条件に関する研究」2007年3月,『紀要』第42巻,富山短期大学
「インターネット調査の有効性と課題に関する研究」2007年3月,『経済研究』第174号,成城大学経済学会
「経営情報分野の再チャレンジ支援のための教育プログラム開発に関する研究」2008年3月,『紀要』第43巻,富山短期大学
「経営情報分野の再チャレンジ支援のための教育プログラム考験に関する研究」2008年3月,『紀要』第43巻,富山短期大学
「富山県における地域ブランド創造に関する実証的研究」2008年3月,『紀要』第43巻,富山短期大学
「女性用シェーバーの新商品コンセプトに関する実証的研究」2008年6月,『経済研究』第181号,成城大学経済学会
「あぶらとり紙商品の市場性と競合企業分析に関する研究」2008年11月,『経済研究』第182号,成城大学経済学会
「プロダクト・イノベーションマネジメント視点からの中小製造業における技術経営への一提言」2009年3月,『紀要』第44巻,富山短期大学
「高等教育機関による人材育成・開発視点からの中小製造業における技術経営への一提言」2009年3月,『紀要』第44巻,富山短期大学
「あぶらとり紙の新商品コンセプト開発に関する実証的研究」2009年3月,『紀要』第44巻,富山短期大学
「短期大学における総合的な情報教育に関する研究」2009年3月,『紀要』第44巻,富山短期大学
「学内情報ネットワークの構築と活用による教育者への効果と課題」2009年3月,『紀要』第44巻,富山短期大学
「ディべロップ・メンタルとしてのリメディアル教育」2009年3月,『紀要』第44巻,富山短期大学
「ライブ・エンタテインメント商品が生み出す感性価値に関する事例研究」2009年3月,『感性工学』第8巻・第4号,日本感性工学会
「創造性教育と社会で求められる基礎力の関係」2010年3月,『紀要』第45巻,富山短期大学
「アイデア発想法を用いた社会人基礎力の育成に関する研究」2010年3月,『紀要』第45巻,富山短期大学
「ライフスタイルセグメンテーションを活用した商品企画手法の新たな試み」2010年3月,『紀要』第45巻,富山短期大学
「ジャニーズ事務所のビジネスシステムに関する研究」2011年3月,『和光経済』Vol.43,No.2・3,和光大学社会経済研究所
「ジャニーズ事務所の競争優位に関する研究」2011年7月,『和光経済』Vol.44,No.1,和光大学社会経済研究所
「女性用脱毛器の商品開発に関する実証研究」2011年12月,『和光経済』Vol.44,No.2,和光大学社会経済研究所
「青年層にみる日本漫画・アニメーションの魅力要因に関する研究」2012年3月,『和光経済』Vol.44,No.3,和光大学社会経済研究所
「腕時計商品の有望マーケット導出に関する研究」2012年11月,『和光経済』Vol.45,No.2,和光大学社会経済研究所
「ご褒美消費を活用したコンビニスイーツ市場の有効性」2013年3月,『和光経済』Vol.45,No.3,和光大学社会経済研究所
「電動歯ブラシ商品の有望ターゲット導出と潜在ニーズ発見について」2013年12月,『和光経済』Vol.46,No.1,和光大学社会経済研究所
「有望市場・有望ターゲットを発見するための仮説構築に関する研究」2014年2月,『和光経済』Vol.46,No.2,和光大学社会経済研究所
「食洗機の新商品コンセプト導出に関する実証的研究」2014年6月,『和光経済』Vol.47,No.1,和光大学社会経済研究所
「女性心理を導出した有望新商品コンセプト構築に関する研究」2014年10月,『和光経済』Vol.47,No.2,和光大学社会経済研究所

解説…
「品質オンリーから感性対応へ」2010年5月,『MIT』6月号,SMBCコンサルティング株式会社
「創造アーキテクトと新商品企画の定式化①-モノ(価値)づくりをマネジメントする新時代-」2014年5月,『日科技連ニュース』,No.124,5月号,日本科学技術連盟
「創造アーキテクトと新商品企画の定式化②-新商品企画の定式化とは?-」2014年7月,『日科技連ニュース』,No.126,7・8月号,日本科学技術連盟
「創造アーキテクトと新商品企画の定式化③-新商品企画プロセスの定跡型-」2014年10月,『日科技連ニュース』,No.128,10月号,日本科学技術連盟
「創造アーキテクトと新商品企画の定式化④-mPS理論と創造アーキテクト人材-」2014年12月,『日科技連ニュース』,No.130,12月号,日本科学技術連盟


トップへ戻る